民芸みやぎ

宮城県民藝協会からの折々の便り
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芹沢げ陲寮こ

別冊太陽 日本のこころ―185
染色の挑戦 芹沢げ



なんとも心地よい間、
懐かしい模様。
かもしだされる、
愛らしさやおもしろみ。
ひと目で引きつけられる独特の世界が、
芹沢げ陲侶審╂です。

どのような人物や風土、素材と出会い
この世界観がつくりだされてきたかがわかるのが
2011年7月1日に発行された『染色の挑戦 芹沢げ陝戮任后


本書には、宮城県民芸協会に関わりのある方も
執筆されています。




会員であり
東北福祉大学芹沢げ霹術工芸館参与の
濱田淑子さんが
「芹沢げ陲虜酩福ー蟷纏の美」と題して、
着物、帯地、のれん、屏風など、さまざまな作品について、
わかりやすく紹介しておられます。


講演会2

「柳宗悦と朝鮮陶磁」の講演会
(2010年6月 宮城県民芸協会主催)でご講演いただいた
日本民藝館学芸部長の杉山享司さんは
芹沢げ陲生涯の師と仰いだ柳宗悦との関わりについて
まとめておられます。


芹沢げ陲虜酩覆蓮
東北福祉大学の芹沢げ霹術工芸館はもちろんですが
仙台の街なかでも見ることができます。



(仙台光原社の看板、鉄行燈)



(光原社オリジナルナフキン「東北の風俗」)



(仙台光原社の開店記念マッチラベル 昭和43年)


散歩しながら
芹沢デザインに触れられるのも仙台ならでは。
生活美をお楽しみください。





| 会員のよこがお | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
五節句

端午の節句



本日は、年に五つある節句
(1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)のひとつ
端午の節句です。

震災で、いつもとは異なるときが続いているだけにあえて
日本らしい暮らしをとり戻したいと、鯉のぼりを掲げました。
型染めの真鯉と緋鯉は、1メートルほどの小ぶりなものですが
家の中の空気を変えてくれます。

節句といえば
3月の上巳の節句には、宮城県民芸協会の会員である
西村艶子さんが主宰されている「街中サロン にしむら」で
「郷土人形 雛展」が開かれました。




西村さんのお知り合いの島田さんと鎌田さんが
20年ほどかけて集められた内裏雛の数々。
約300点が並んだのは
昭和30年代に建てられたという、西村さんのかつてのお住まいです。


明治大正期の堤人形(仙台市)



長浜人形(島根県)




相良人形(米沢市)



中山人形(秋田市)



六原張子(岩手県)



犬筥ともおとぎ犬とも呼ばれるお守り


和室に、床の間に、緋毛氈が敷かれ
江戸期から現代までの人形が並んでいました。
堤人形(仙台市)、相良人形(米沢市)、八橋人形(秋田市)をはじめ
あまり東北では見かけることのない
島根県の長浜人形なども。

宮崎県の佐土原人形と山形県の相良人形の形が似通っているのは
「伏見の型にならっているから」など説明をうかがいながら
一つひとつ表情や着物などを見比べていくのも
楽しいひとときでした。



呉服店を営む西村さんらしく
お茶の席を彩る帯は姉さま紋様


「街中サロン にしむら」では月ごとの催しが行われ
今月は、やさしいレコードの音色を聴く会だそう。

[町家で聴くSPレコードの音]
2011年5月15日(日)・16日(月) 13:00〜
参加料2000円(茶菓付き) 要予約
ご予約は、090-1377-7028(山本さん)へ


5月の節句を過ぎれば、次は7月7日。
仙台の七夕は、陰暦なので8月になります。
復興の仙台七夕まつりに、ぜひ全国からお越しいただければと願っています。









| 会員のよこがお | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
クレマチスの庭

 クレマチスの庭――鹿股由美子さん

鹿股さん 花1 涼やかな青紫、華やいだ赤紫、
 清廉な白など、
 クレマチスのさまざまな色や形が楽しめる、 
 鹿股由美子さんご夫妻のお庭です。
 約200種類にもおよぶクレマチスを、
 朝に、夕に、丹精込めて育てて
 おられるのがご主人の弘毅さん。
 「日本クレマチス協会仙台支部
 みちのくクレマチスを楽しむ会」
の会長
 でもあります。


鹿股さん花2 庭の見ごろは5月中旬から6月中旬まで。
 うかがったのは6月初めの、
 少し盛りを過ぎたころでした。
 住宅街にぽっと緑が浮かんでいるように
 見えたのが、ご自宅のすぐ横にある庭。
 クレマチスといえば、
 風車のような形だとばかり
 思っていましたが、
 「これもクレマチス?」
 と思うようなものが多くありました。



鹿股さん花3








「蔓性植物の女王」とも呼ばれている
 というクレマチスらしい
 高貴な形があったり、
 ベル形やチューリップ形の
 かわいらしい形があったり、
 さながらクレマチス図鑑のようでした。

さまざまなクレマチス。花びらのように見えるのはガクになります。


鹿股さん花5(おだまき) 

















緑の庭には小さな花たちも咲いています。こちらは、おだまき。


 

鹿股さん花4 ひとしきり楽しんだ後は、
 蔓を絡ませたガゼボ(西洋風あずまや)の
 日陰でベンチに腰かけて、おしゃべり。
 ご自宅の中で、またおしゃべりと、
 昼下がりを楽しみました。
 鹿股さん、
 楽しいひとときをありがとうございます。
 また来春に、
 みなさんも「クレマチスの庭」を
 訪れてみてはいかがでしょう。

水を張った器に浮かべたクレマチスも。



 

| 会員のよこがお | 10:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
工房を訪ねて
 早坂美子さんの工房を訪ねて


 何年か前になりますが、宮城県民芸協会員の早坂美子さんの
メディアテークでの展示会に伺いました。会員の方々の中には
行かれた方も多いのではないかと思いますが、それはとても楽
しい展示会でした。
 
 会場の中にはたくさんの仕立てられた服が展示され、それを
自由に着ることができるのです。そこには長く愛用された服もた
くさんありました。それらの着込まれたものが新しいもの以上に
美しくみえたことが印象に残っております。

 その早坂美子さんのご自宅兼工房を拝見させていただくことが
できるということで先日、伺って参りました。

 工房には大きな手機(てばた)が2台あり、織るものによって使
い分けていらっしゃるとのことでした。その機(はた)でウール、木
綿、フィンランドのポッパナ、裂織り、他外国の様々な糸なども使
い、ご自分でデザインされたものを織っておられます。

 また織りだけでなく絣などのときは括りの作業もご自分でやら
れていました。そしてとても驚いたのですが織りを学ばれたのは
坂倉ユリさん(建築家、坂倉準三の奥様)に1週間だけで、あとは
全て独学だそうです。

 ただその1週間の内容はとても興味深いものでした。泊まりこみ
だったそうですがまず1回目は絶対質問をせずひたすら先生の織
られるのをじっとみている、2回目は何でも聞いていいので自分で
織る、そして3回目は自力で織る、というものだったそうです。

 早坂さんの作品は服やタペストリーなどがありますが服の場合、
仕立てはご自分でなさらず、人にお願いするそうです。その際の注
文はただ1つ“丈夫なこと”だそうです。正しい素材を選び、誠実に
織られ、丈夫に仕立てられたそれらの服は長く着られるだけでなく、
その美しさを深めていくのだと思います。

 素敵な服を着ると女性は幸せな気持ちで満たされます。背筋がピ
ンと伸び、歩き方、しゃべり方まで変わってきたりします。「服を買っ
てくださった方から、身につける喜びをお聞きすると、それはちょうど
自分の生み育てた子供が世の中で役に立っているという幸せな思
いをもちます」とおっしゃっていました。

 最後に一同感動した苗代川の焼き物のことを書いて終わりにした
いと思います。早坂さんはご主人のお仕事の都合で鹿児島に長く
お住まいになっていらっしゃいました。その関係か、そば鉢や大瓶
など4点ほど苗代川のものがあり見せていただくことができました。
とても古いもののようで釉薬もしっとり落ち着き、美しかったです。 
民藝館などでみたことはありましたが実際に触ったのは初めてで、
よい経験をさせていただきました。

 半日ほどお邪魔させていただいたのですが大きな窓の外には緑
が溢れ、美しい作品の数々と早坂さんの作品に対する愛情のこも
ったお話に至福のときを過ごさせていただきました。また快く試着ま
でさせてくださいました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

| 会員のよこがお | 10:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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