民芸みやぎ

宮城県民藝協会からの折々の便り
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「民藝」の読書会 報告

「民藝」を知る深める読書会

 2014517日(土)
−食器と女− 『柳宗悦随筆集』(岩波文庫)より




前回の読書会は、まだ新緑のころでした。
「食器と女」は6ページと短いので
参加者3名で割りふって読んでいきました。

   食器の問題などは、どうでもよいように思う人もありますが、
   その選択は国民の美的教養を、まともに語るもので、
   文化の程度の一面をよく示すものであります。
  
   ではどんな標準で選んだらよいか、
   結局はごく尋常な無事なものが一番厭(あ)きませんが、
   これを人間になぞらえて、いつまで一緒に暮しても、
   暮せば暮すほど親しみが湧くようなものでありたく、
   それには性質の正直なもの、誠実なもの、穏やかなもの、便りになるもの、
   そういう質を持つ品が一番よいのであります。

   消費者は、社会に重要な位置を占め、これが一国の文化を上下さす
   大きな力となることを知らねばなりません。
   特に女の方々にこの自覚があると、
   どんなに世の中は正しくまた美しくなることでありましょう。
                                        (「食器と女」より抜粋)



読書会では、柳の著書を声に出して読み、
参加者同士が語らうことを中心にしています。

熱く語りあう、というわけではありませんが、
声に出す、あるいは耳から聞く、そして理解するということをくり返していると
柳の価値観が、いつの間にか自分の中に入ってきて
「民藝」とは、こういうことだったのかと
回を追うごとに、じわじわ感じてくる感覚を味わえます。

「食器と女」の随筆は、
暮らしに身近なことが読みやすく著されています。
時代背景もあり、女性に限定して書かれていますが
男性であっても、同じでしょう。



今回テーブルに並んだ会員愛用の品は
白磁のちょこ、宮城県の陶土で焼いたぐい飲み、
そして、抹茶碗です。

姿かたちや程よい重さ、手触りなど
触れたときの印象について語らうのも、また楽しい時間になりました。


 

次回 読書会の予定■



2014928 日(日)15001600
美しさと女性 (『柳宗悦随筆集』岩波文庫より)


茶室「緑水庵」を貸しきりにして、初めて開催します。
庭を眺め、こだわりの珈琲とクッキーを味わいながら楽しみませんか。
参加費 1,000円(会場費、珈琲、クッキー) 
※愛用のカップご持参歓迎です。


926までに下記へお申し込みください。
            宮城県民藝協会事務局 (仙台 光原社内)
        TEL.022−223−6674 
          Mail kogensya@eb.mbn.or.jp










 
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