民芸みやぎ

宮城県民藝協会からの折々の便り
<< 子どもたちに伝えたい民藝こんなこと はじめに | main | 「民藝」の読書会 −民藝の趣旨− >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
子どもたちに伝えたい民藝こんなこと −1−


随筆むすび −1−
子どもたちに伝えたい民藝こんなこと



松尾 恵美
まつお・えみ/若林区在住。家族は夫・
小4の長女・幼稚園の次女。勤めさせ
ていただいた「光原社」にて民藝と出会
う。特に好きなのは漆器・焼き物。下戸
なので酒器の類は飾って眺めるだけ。



わが家にある物は、大きく2つのグループに分かれています。
毎日のように使い暮らしに欠かせない道具と、
持っているだけ眺めているだけでうれしいというもの。

どちらも心をときめかせて手に入れたものですが、
使ってみたら手になじまなかったとか、うまく使いこなせなかったとかで、
自然にそうなってしまいました。

その中で、震災以降、
「見て満足」から「毎日使うもの」にかわったのが
小鹿田(おんた)焼きの水甕(みずがめ)です。



実際には水甕というほどの大物ではなく、
睡蓮鉢(すいれんばち)かなにかとして作られたような、
底が土に埋められるように細くなっていて口が大きく開いているもの。

ポリタンクよりはとお風呂の残り水をくみためるようにしたのですが、
とても便利なのです。
ジョウロにくんで水やりに、打ち水に、
子どもらの土遊びにと大活躍です。

水道と違っておしまいが見えるので
子どもも加減しいしい使っているようです。
この甕を見ると子どもたちが花に水をやっている姿や、
柄杓(ひしゃく)を振り回して楽しげに水まきしている姿が浮かんできます。

伝えたいことは、
こういったものを大事に使う
普段の暮らしを大切に、
ということでしょうか。

粗末に扱えば割れる、壊れる。
でも大事に使えば
手にも暮らしにもなじんで美しさを添えてくれるから。

いつか子どものころを振り返った時、
思い出の端々に浮かんでくれるといいなと思います。

何が伝わったのかは、
成長した彼女たちの暮らしぶりがみせてくれるかなと、
母のひそかな楽しみです。




松尾恵美さんからのご紹介

次号ご執筆者は……及川陽一郎さん
 
松尾さんより
光原社で働いているとき、
欠けた陶器や漆器を漆で直して事務所に飾る姿が印象的で、
いたわっているなと感じていました。  
普段の暮らしで使われている道具にも興味があります。










| 随筆むすび  子どもたちに伝えたい民藝こんなこと | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 17:03 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://mingeimiyagi.jugem.jp/trackback/70
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE